サン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会のコンサート
5月のある日曜の日記の続きです。
ルネ・ヴィヴィアニ公園を抜けて、ようやく本来の目的地サン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会(Eglise Saint Julien le Pauvre)に着きました。
この素朴な外観の教会はなんとパリで1番古いそう。
入り口のところにはパリ市が紹介のプレートを立てています。
関係ないけれど、右隣には味のある建物がありました。
さてさて、この日この教会にやってきた目的はこちら!
ピアニストの友人が、パヴァロッティのレパートリーのコンサートに招待してくれたのです。
彼女はこのサン・ジュリアン・ル・ポーヴル教会で時々ソロコンサートを行っているのですが、実はコンサートが苦手な私は何度も検討したあげくいまだ来た事がなく・・・この中に足を踏み入れること自体が初めてでした。
客席についてさっと横側を見ると、そこは外観と似た素朴な作り。
でも木製の祭壇(でいいのかな?)は、一味違っています。
ふむふむ、彼女、ここで弾くのね。
コンサートが始まると、歌手の声が堂内に響いてすごい迫力!!
釘付けになってしまいます。
そういえば・・・これはお腹の赤ちゃんにとっては初めてのコンサート。
胎教にはいい気がするんだけど、聞こえているのかな??
赤ちゃんはコンサート中は大きな声にびっくりしていたのか、ほとんど動かずじっとしていました。
この日の演目をアップしておきますね。
この日、美人の友人は赤いドレスを着ていてとても素敵でした。
ブレブレだけど、雰囲気だけ伝わるかもしれないので写真を1枚アップしますね。
私が滅多にコンサートに行かないのは、音楽しかない空間に置かれても「音とまっすぐ向き合う」事ができず、いつも意識が遥か彼方の方向にいってしまうからです。
ついついどうでもいい事を考えたりね。
(なんだか、音楽を聞きに来たのか、それともただ時間が過ぎるのを待ちながら考えごとをするために来たのか、よく分からなくなってしまう・・。)
でも、ここは教会。
ステンドグラスがたくさんあって
正面の透明のものはその裏にある本物の木が目にも鮮やかで
横にある窓は、控えめな装飾が美しいので、
コンサート中はこれらのステンドグラスや友人を眺めて、耳だけでなく目も楽しませる事ができました。
聴衆は、現地人と観光客が半々ぐらいだったのかな?
コンサートが終わると総立ちの観客から割れんばかりの拍手が溢れ、アンコールをせがむ声があちこちから。
もちろん、その願いは叶えてもらえましたよ。
コンサート後、観客に引き止められている友人を待っている間に祭壇の方をもう一度パチリ。
この日はこの後、友人とその知人との4人ですぐ近くのカフェのテラス席で長話をしました。
カフェも素敵だったのだけどこの日は写真を撮り損ねてしまったので、またいつか行ってきたらご紹介しますね。
(私はディノと2人でレストランなどへ行くと写真をパチパチ撮るけれど、友人の誰かが加わるといつも撮り忘れてしまいます・・。)
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