またもや待たなかった!滞在許可証の更新'2010
「うぇ〜、めんどくさい!」と思いつつ、先日ようやく滞在許可証の更新をしてきました。
(ちなみに、今回は予約を取るのに手こずってランデブーも遅れたので、1月1日に切れた滞在許可証の更新を2月中旬にお願いする有様でした・・・。)
去年も一昨年も水曜日の16時にランデブーを入れたおかげで待ち時間が2・3分しか無かったので、本当は今年もそうしたかったのです。
でも予約を少しでも早い日に入れたいという気持ちもあったので、今回は結局木曜の15時半にしてしまいました。
一体どのくらい待つのかな、と思っていたら・・・・・当日、ギリギリ派の私も驚くディノの身支度の遅さと車の大渋滞に巻き込まれ・・・なんと30分も遅刻して到着!!!
う〜ん、史上最悪・・。
私の様にフランス人と結婚している事を理由に滞在許可証を持っている人は、更新の際に配偶者を連れてくる義務があります。
なので今年もディノと、そしてポトも連れて3人でPrefecture de Policeへ車で向かったのだけど、あまりにも遅れてしまったので駐車やポトのお世話をディノに任せて、私1人がまず現地へ向かいました。
4時に到着して番号札をもらうと(なんと今回も)「0人待ち」と書かれていたのだけど、実際には15分ぐらい待ったかな。
その間「いつ来るかいつ来るか」と待っていたのにディノ達は現れず、ものすごく時間が長く感じられました。
窓口に呼ばれて2分ほどしたところで、ディノとポトも到着!!
ふぅ、よかった・・・。
一昨年はおしゃべりが好きそうな女性と和やかに話したものの、去年は細かい女性に割と事務的に言われるままに書類を提出していました。
前回はちょうどフランスにおける証明写真の規則が変わったところだったので何と撮り直しも命じられ、待ち時間こそ少なかったものの窓口では結構な時間がかかったのだけど、今年あたった男性は無口ながらも愛想が悪い訳でもなく、ただ淡々と書類を見ていきます。
そう、マリアージュ・ブラン(滞在許可証や国籍目当ての偽装結婚)を見破るのが目的なのか、滞在許可証の更新にはたくさんの書類を持っていかなくてはならないのです。
私からすると正直でウソをつけないディノの存在や、ディノに似ている(らしい)ポトの存在がこの結婚が本物である何よりの証拠に思えるけれど、お役所的にはディノと私の2人分の名前が掲載されている電気代の請求書とか、徴税票とか、銀行口座の証明書とかが必要らしいのです。
今度書きますがディノがなぜか舞い上がってポトをあやしている間も窓口の賛成は黙々と作業を続け・・・今年に限ってはほとんど質問もされないまま、会見は終了する事になりました。
「今回は10年有効の滞在許可証が出ますよ」
という言葉とともに。
やったーーーー!!!!
学生としてフランスにやってきた日から8年以上経って、ようやく10年カードがもらえる事になりました。
今年は子連れでやってくる面倒くささを体験しているところだったので、余計に嬉しい!!
待ち時間中はいつディノが来るのかとハラハラしていたし、窓口までディノが来たら来たでポトにでれでれしていたのでこれまたハラハラしてしまい時間が長く感じられたけど、コートを着終わって時計を見たらまだ4時半。
文句も言えないですね。
そんなこんなで比較的あっさりと、でも最後には大きな喜びを伴っていた今年の滞在許可証更新でした。