嗚呼ディノよ・・ 〜無駄 × 無駄 = ??(中編)
さてさて、1つ前の日記の続き。
セキュリテ・ソシアルのホームページのミスのせいで一般医ではなく栄養士のところに来てしまったことが判明したので、私は帰らなきゃ、と思った。
でもこの先生はなかなか親切で、さっと知り合いの一般医に電話をかけてくれる。
でも感謝の念を抱くのも束の間、先生の言っている事を聞いて私は焦ってしまった。
「あ、○○?僕だけど。インフルエンザのワクチンを打って欲しいっていう患者さんが今来てるんだけど、そっちに回していい?」
それ、違います違います!!
私は慌てて
「ワクチンを打ってもらえる場所は家のごく近所にあるので、問題ないのです。でも私はまだ、ワクチン購入に必要という診断書を持っていないので、今日はその為に伺いました」
すると先生は・・・(あぁもうやだ、このいつもの「これからまた思わぬ方向に事態が展開していく」という前ふり・・・)
「ワクチンなら、診断書無しで買えますけど?」と言う!!
えええええええーーー!!!
「そうなんですか?主人からは診断書が必要と聞いたのですが」
「いや、いりませんよ。では私の知人をご紹介する必要はありませんね」
・・・そうだったのか・・・。
診察所を出て家へ向かう途中、携帯からディノに電話してみる。
一連の出来事を話すと
「あ、そういえばそうだった。わざわざお医者さんのとこに行かなくてもいいんだよ」
だって!!!
ふだんの私ならここで
「キー!!無駄足踏んだ!!」
とイラッとしてしまうのだけど、この日は気候も悪くなかったし、徒歩圏内での外出だったので、そうストレスには感じなかった・・・というか、あまりストレスに感じないように自分をコントロールした。
ディノのボケとセキュリテ・ソシアルのHPの欠陥に振り回されたわけだけど、過ぎた事は仕方無いんだから、いい方に考えなきゃ。
入ったことのなかった雑貨屋さんに寄り道したり、あの先生まぁかっこよかったよねと考えたりすると、効き目があるみたい。
こうのんきに構えられるようになったあたり、私もフランス社会に馴染み、無駄を楽しめるようになってきたのかもしれないなぁ。
(これから会社なので、今回はここまでにします。続きはまた次回に・・・。)
この前の日記をアップしてから、いつになくたくさん投票をいただきありがとうございます。
「がんばって」の声が聞こえてきそう(?)です・・涙。