添い寝の夢が叶うまでの長い道のり


(こんなに可愛い寝顔を見たら、一緒に寝たくなってしまいます。)

1つ前の日記の続き。















出産前の時点で、生まれてくる赤ちゃんと添い寝をするという夢(?)をほぼ諦めかけた私。


でもいざ赤ちゃんが生まれてくると、やはり気が変わってきた。


それはまずもちろん、我が子が可愛くて仕方なかったから。


起きている時は起きている時で可愛いのだけど、寝顔は寝顔で格別だ。


正直、寝息もほとんど立てず寝返りもしない赤ちゃんの眠りがこんなにも清らかなものだってこと、ポトが生まれてくるまでうっかり忘れていた。


あまりの愛しさに、どうしても横で寝たくなってしまう。














添い寝をしたい理由がもしもこれだけだったなら、たとえ同じベッドで眠れなくても、私達のベッドとポトのベッドがくっついているというだけの事実でまぁまぁ満足できたかもしれない。


でも私には、添い寝をしたいもう1つの理由があった。


それは・・・・生まれてから1ヶ月以上の間、ポトは常に抱っこされたがってる状態だったから。


なので添い寝をしながら体の周りにそっと腕を回してあげたい(=一見すると抱っこしてる風)と思っていたのだ。


しかもこの子は生まれてから4ヶ月ほどの間自分のベッドが好きではなくてそこに寝かすと泣いてしまうことも多かったけど、私達のベッドでは比較的おとなしくしていたし。



















ディノはというと最初は「子どもと寝るのはイヤだ!!」と言っていたのに、いざポトが生まれてくるとコロッと意見が変わってしまった。


私がポトと寝るのは彼にとって微笑ましいことみたいだし、自分自身もポトと寝たいらしい。


退院してから間もない頃、「それなら」とばかりにポトを私の隣に寝かせてみたら・・・あらら・・・うまく行かない!!


















なんとも驚いたことにポトの小さな体は、私の重みによって出来上がったマットの傾斜に従って、こちらへ傾いてきてしまうのだ。


私よりもずーーっと重いディノと寝た時なんて、特に悲惨。


ポトの体は本人の意思に反して、パパの方にごろんと転がって体と体がいやというほど密着している。


そして驚いたポトは泣き出してしまう。


私達のマットレスは固めだと思っていたのに、まさかこんな事態が発生するとは!


お布団ならきっと、この問題は起こらないんだろうな・・。















その国に無いよその文化を持ち込むのって、難しいのね。


フランス人は「添い寝しない」けど、フランスに住む日本人の私は「添い寝できない」らしい・・・。


私の場合、ポトの体との間に少しの距離を保てば何とかならない事もなかった。


でも、緩やかとはいえ傾斜したところに寝かせておくと小さな背中に悪影響が出てしまうかもしれないと思って、添い寝は滅多にできなかった。


















時は過ぎ、ポトも今や6ヶ月半。


体重が6・7kgを超えた頃からだろうか、片方の親と一緒にベッドに寝そべっても転がらずに済む様になってきた。


夫婦念願の添い寝が可能になったのだ!!


それまでは授乳は必ず座って行なっていたけれど、寝返りをしない我が子が少しでも横向きに寝転ぶ体勢に慣れてくれればと思って、そのタイミングで寝転んだ状態でおっぱいをあげる事にした。


これは夜中にとても便利。


夜中に原因不明のぐずりが始まった時も、ポトを私達のベッドに入れて一緒に寝転んでいるといつの間にか眠りに就く事だってあるし。


添い寝って、本当に便利なのだ。


できる様になって、よかったなぁ。















でもこれも、「親とポトの間に一定の距離がある場合」限定の話。


親子3人で寝転ぶとベッドはギュウギュウで、ポトはどうしてもディノの方に転がってしまいがち。


だから私とディノはそれを予防すべく、3人で寝る時はお互いにベッドのはじっこに体を寄せ、真ん中に居るポトから距離を置くようにしています。


私は正直言って疲れるんだけど、ディノはそうでもなくていつでも3人で寝たいみたい。


やっぱりこの人、私よりも相当子煩悩なのね。


「親子3人で寝るのは疲れるからやめようよ」
という私と、
「狭くても大丈夫、3人で寝ようよ」
というディノ。


いつの間にか立場は逆になってしまったのでした・・。


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