新生児には、とにかくbonnet(ニット帽)を
(帽子ネタなのでついでに、散歩用帽子をかぶった写真をアップします。これは生まれてから一ヶ月半経った頃。)
病院からもらった「持ち物リスト」を中心に行った出産準備。
この時点ですでに、日本とフランスの(まさに!)温度差を実感することになりました。
この「持ち物リスト」ですが、実は私の手元には2つのタイプがありました。
片方は病院のサイトで見つけたもの、もう片方は病院の受付でもらったものです。
そしてその片方にはbonnet(ボネ=ふちなし帽)が書かれていたのに、もう1つのリストにはその記載がありませんでした。
う〜ん・・・このbonnetって、日本でならスキー場で見かけるようなニット帽のことよね?
うちの子は7月生まれだから要らないはず。
そう思いつつも病院の助産婦さんに一応聞いてみると、
「生まれたばかりの赤ちゃんは体温調整ができないから、夏生まれの子でも帽子をかぶせるんですよ。
それに、赤ちゃんの頭には柔らかい部分(?)があるし」
との事。
なるほど・・とその場では一応納得したものの、私は結局この帽子を買いませんでした。
エコグラフィーを撮ってもらった時の先生が
「髪の毛の多いお子さんです」
とコメントしていたし、うちの子は父母のどちらに似ても典型的な欧米人の赤ちゃんに比べたら髪が多いはずなのだから、きっといらないだろうとふんだのです。
出産当日は以前書いた通り病院に着くなりいきむ事になったのだけど・・・分娩台に上った私を励まそうと、スタッフがかけてきたのが次の言葉でした。
「赤ちゃんはすぐそこまで降りてきていますよ。
髪の毛にさわれるけど、試してみますか?」
ちょっとだけ興味があったけど怖い気もしたし、激痛の走っているところで体勢を変えるのが嫌だったのでお断りしましたが・・・。
そして生まれてきたのは、今までに何度も書いた通り想像以上に髪の多い赤ちゃんでした!!
(生まれてから3時間後ぐらいの写真)
私は出産当日にはもう帽子のことなんてすっかり忘れていたのだけど、いざ赤ちゃんにパジャマを着せる段階になった時にスタッフの方から
「ボネはありますか?」
と聞かれ、一瞬後悔しました。
やっぱりまずかったかしら・・・。
でもきっと、私みたいな人は多いのでしょう。
スタッフの方が病院作のこんな帽子を持ってきてくれました。
それは一目で、輪っかになっている包帯の様なものの片方をテープでとめ、もう片方を折り返しただけのものだと分かるものだったけど、ディノはそれが理解できているのかいないのか、この帽子が気に入った模様。
私にも、生まれたての小さな赤ん坊がインスタントの帽子をかぶっているのが小人みたいでとても可愛くみえました。
なので、この帽子はへその緒と一緒に大事に取ってあります♪
ちなみに翌朝になるとこの簡易帽子は緩み、赤ちゃんの頭から勝手に抜ける様になってしまいました。
なのでそれ以降は帽子なしで過ごさせたけれど誰にも何も言われなかったし、よその赤ちゃんを見てもかぶっていない子の方が多かったので、やっぱり買わなくてよかったです。
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