息子の初テラス写真 〜パリのカフェと赤ちゃん


この間、妊娠中の知人に赤ん坊を連れてカフェやレストランに行けるのかどうかを質問されて、「あぁそういえばつい最近までは自分達も分からない問題だったのよね」と思い出したので、書いてみます。


フランスは、大人社会。


ファミレス風のお店も一応あるものの、やはりレストランには赤ちゃん連れでは入れないんだと思います。


確かに、店内で泣き出したら周りに大迷惑だものね。








なので私達夫婦も子どもを授かってからは
「もうじき、2人揃って外食する事はほとんど無くなるんだね」
と覚悟していて、そのせいなのか今年の5月は外食三昧でした。


だって、2人でレストランに行くためには赤ちゃんをベビーシッターに預けなくてはならないんだもの。


子どもがある程度の年齢になったらたまにはそうやって夫婦でおでかけするのもいいかもしれないけれど、あまりに月齢が低いうちはなんとなく不安です。


またいずれにせよ、経済的な問題も考えるとそうしょっちゅうシッターさんに来てもらう訳にもいかないし・・・。








だけど、私達の赤ちゃんが生まれたのは7月。


カフェのテラス席がとても心地よい季節です。


そしてディノは、フランス人の例に漏れず(?)テラスが大好き。


丸一ヶ月目を迎えようとしていたある日、
「もし泣き出したら、ずらかろう」
と心に決めて、まずはディノがよく行っているワインバーのテラスへ行く事にしました。








出かけるにあたっては、ベビーカーで行くかそれとも抱っこヒモで行くかを話し合いました。


生活観がないのはベビーカーの方。


でもテラスにはベビーカーを停めるスペースが無さそうなので、結局抱っこヒモでお店まで向かいました。


そしてお店に着いてからも最初のうちは、せっかく眠っているポトが目を覚まさない様にと私は抱っこヒモをつけたまま着席していました。
(生活観アリアリすぎ・・?)


でもしばらくすると、ポトは目を覚ましてしまいました。


しまった!!!








・・・と思ったのも束の間、この頃のポトは起きている時間のほとんどを泣いて過ごしていたのに、この時だけは周りの慣れないけど心地いい雰囲気に圧倒されていたのか、静かにしていてくれたのです♪



(でもちょっと気が焦っていたので、ついつい抱っこヒモは付けっぱなしだった私です・・・。ちなみに私の飲み物はノンアルコールのカクテル。)


ディノが顔を覚えてもらっているお店という事もあって店員さんも感じよく接してくれたし、ポトの初テラスは大成功♪








それ以来、混み合いそうな食事時間を避けて、ポトも連れてカフェに時々行く様になりました。



(この写真のディノも、抱っこヒモ付きです。笑。)


実は、このカフェに行った時だけはポトがぐずり出した為せっかく運ばれてきたスムージーを3分で飲み干して引き揚げるという悲劇に襲われました。
(2人とも胃腸が丈夫で良かった・・・)


でも普段のポトは外に出たり抱っこヒモに入っていると眠ってしまうことが多いので、この日以外は、この夏も私達はカフェテラスを楽しめたのです。


レストランはさすがにムリだけど、この調子ならカフェでの食事も夢ではないのかななんてつい思ってしまいます。

(でも泣き出されたらやっぱり困るけど・・・。)


ブログランキングに参加しています。
この下のバナーをクリックすると票が入るしくみなので、応援していただけると嬉しいです。
(投票結果もクリックすると見られます。)

にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ