『The Boat That Rocked』 (リチャード・カーティス 2009年)
(注・いつにも増して、映画のレビューではなくて単なる日記です。)
先日「産前最後の映画だな」と思いつつ、かなり久しぶりにメジャー作品を観て来ました。
私は60年代イギリスのポップ&ロックなんて全然知らないけど他に観たいのが見つからなかったし、主人にとっては10代(!!)の頃が舞台の作品だからきっとストライクなんじゃないかなと思って、意外にも私が提案したのです。
・・・それが、この映画にして大正解!!
ものすごくたくさんかかる曲のうち、私が知っているのなんてほんの3・4曲。
でも、人間関係に予定調和が見えているものの1人1人のキャラクターがしっかりしてたため(音楽抜きでも)心底楽しめたので、2時間15分があっという間でした。
ストーリーにもひねりは無かったけど、理解できた限りでは矛盾もゼロに近いので理屈家の私も大満足♪
(白状すると今回はなぜか字幕を解読しきれない場面が2・3ありました。文字が多くてスピードが追いつかなかった?それとも内容についていけなかった?)
この広告(=上の写真)では全然伝わらないけれど、やはり音楽の力もあってかとても勢いのある映画でした。
(正直、このポスターだけは残念だと思う。何かのパロディーだったりするのなら仕方ないけど・・ビートルズのジャケットとか??)
「公開されてから20日以上経っているし、火曜の最終の回だし、きっと空いているよね」なんて考えて開始時間ギリギリに駆けつけたらほぼ満席でなんと離れ離れに座る羽目になったため、主人の反応は映画が終わるまで分からなかったのだけど・・・最後に合流したら音楽のクレジットにかじり付く様に見入っていました。
想像通り(笑)。
でも感想を聞いてみると、意外にも知らない曲が多かったらしく残念そう。
彼の好みよりもややポップス寄りの選曲だったようで・・・。
「私でもこれだけ楽しめたんだから、この時代を好きなディノはものすごく満喫しているんだろうな。羨ましい〜!!」
と思っていたのに、なんだか私の満足感の方が大きい感じがしました。
映画とは全然関係ないのだけど上映開始直前に補助席に座ろうとしたら、お腹の大きい私を心配して、その真隣(はしっこの列)に座っていた男性が自分の席を「どうぞどうぞ。遠慮なく!!」と、ほぼ強引に譲ってくれました。
勢いに乗せられてお言葉に甘えてしまったものの補助席の方が明らかに座り心地悪そうだし、映画が始まってからしばらくは「私は体調もいいのだからあっちに座っても大丈夫だっただろうに」なんていう申し訳ない思いでいっぱい。
でもやはり長い映画なので、時間が経つにつれて「変わってもらえて有難かったなぁ」と実感しました。
「座席」がすごく重要な映画館で場所を譲ってもらってしまう事になるとは恐縮だったけど・・・。
次に映画館に行くのはどう考えても産後なので今回の教訓は(また妊娠しない限り)もう役に立たないけど、今回の出来事はやっぱり感謝とともに反省です。
でもね・・・おじさんのおかげで、これから当分お預けの「外での映画鑑賞」はいい思い出になったんです。
ありがとうございました!!
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