「30日以内なら返品可」と言われても・・・ 〜家具大量買い作戦その2
産休に入ったのでしばらくはこの数ヶ月よりも頻繁に更新できそう♪と期待しつつ、引き続き4月当時の思い出です。
今回はこの日記に書いた、色を間違えて購入してしまった本棚2つのお話の続き。
色違いに気付いてから、メールによる奮闘(?)が始まりました。
ところでなぜ「メールで」なのかと言うと・・・この時になって知ったのですが、ネットで購入した場合は電話で応対をしてもらえないからです。
ほんっと不便!!
しかも返事は大体24時間内にもらえるのだけど、いっぺんに幾つかの質問をしても全てには応えてくれなかったり、かと思えば毎回毎回違う人が返事をくれるので話が重複していたり、ひどい時には前回とは違う内容の返答も来たりで効率の悪い日がだらだらと続き、私たちはいらっとしてしまいました。
この本棚の件が片付かないうちは、IKEAで買った本命の家具の配達日も決められなくて足踏み状態だし・・・いらいらいら・・・。
はっきりした返事がなかなかもらえなかったものの、しばらくして、開封してしまった方の本棚は返品できない事が分かりました。
「仕方ない。1つは諦めてこのまま持っておく事にして、せめてもう1つだけでも返品させてもらおう」
と思った私たちに、重い現実がのしかかってきました。
というのは・・・
宅配便の手配は、こちらでしなくてはならないそうなのです。
日本でだったら黒猫ヤマトとかペリカン便とかのサービスがあるけど・・・フランスの業者にはどんなものがあったっけ??
クロノポストとかDHLとか??
しかもこの本棚・・・2メートル以上の高さがあるから個人で宅配便をお願いしたらお金も相当かかりそうなのだけど、運賃はこちら持ちという事でした。
でも不思議な事に、何度もメールしているうちに向こうが疲れてきたのかどうなのか「運賃は最終的にはお返しいたします」という返事もなぜかもらえました。
(なにしろ上にも書いた通り毎回毎回違うオペレーターが対応してくるので、話がまとまらないのです・・・・。)
「最終的に運賃を返してもらえるなら、返品してもいいかな」
なんて思い始めた私たちを、またもや衝撃の事実が襲いました!!
それは・・・
返品先の住所を見た時2人とも「聞いた事のない町だなぁ、でもパリ郊外のどこかでしょ」と思い込んでいたのに・・・調べてみたらなんと、リヨンからそう遠くないところだったのです!!!
40ユーロ未満の家具を返品したいだけなのに、いったい幾らの運賃がかかるのかしら・・・?
もしもまたアリネアの気が変わって「運賃はそちらで負担してください」という方向に話が戻ってしまったら、どうしよう・・・。
心配に心配が重なったので、結局返品するのはやめる事にしました。
インターネットサイトに「30日以内なら返品可能」なんて、簡単に書いちゃっているアリネアだけど・・・実は返品に際しての協力姿勢はものすごく低いのね・・・。
運送会社の手配もこちらでしなくてはならず、運賃も基本的にはこちら持ちで、しかも送り先は遥か遠い彼方だなんて・・・・すごい三重苦。
間違えてオーダーしてしまったのはこちらの落ち度だし、元々返品できる事を頼りに購入したワケではないのだからもちろんこの現実は受け止めるけど、せめてこの3点をサイトに明記しておいてほしかったよ!!
おかげで、情報収集に大量の時間を割いてしまったじゃない!!
さて話を戻して・・・・結局、私たちの手元には気に入らない色の本棚が2つも残ってしまいました。
かなりの長文になったので、続き(アリネアの本棚・一応完結編)は明日アップしますね。
上の写真はサン・ミッシェルで。
袋小路に迷い込んだ感じの日記にぴったり??
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