バザーで赤ちゃん服・大量購入!
4月のある日、同僚(?)のアニエスに連れられてバザーに行ってきました。
このバザーは、この地区の親子アソシエーション(フランスに多い、非営利団体?)が主催しているもの。
実は私は、バザーや古着屋さんで衣類を購入した事はほとんどありません。
そして慣れが無い分、知らない人が何度も袖を通したものを買う事に対して、全く抵抗がない訳でもありませんでした。
なのでアニエスから
「赤ちゃんの服が1・2ユーロから買えるわよ。行かない?」
というメールをもらった時も、
「ありがとう!!」
という思いと同時に
「自分自身すら着ない『古着』をよりによって新生児に買い与えようとしているなんて、私って悪い母親???」
という気持ちもあったのが本当のところ。
4歳の息子さんを育てているアニエスは、毎週水曜がお休み。
(フランスでは幼稚園も小学校も水曜はお休みだったり時間が短かったりするので、毎水曜を休んで週4日しか働かない正社員女性も多いのです。)
そして私は、月〜金まで働いているけれど、仕事は毎日14時半まで。
(短い・・・笑。)
この日は水曜だったのでアニエスは私よりも先に会場に入っていました。
駅まで迎えに来てくれた彼女に連れられて建物(上の写真)の中に入り、体育館の様な大きな部屋に移動。
見た目の寒々しさに一瞬「期待できないかも」と思ったものの・・・・すごいすごい、色々あるし、安い安い!!
本当にアニエスの言っていた通り、ベビー服や子供服が1ユーロから揃っています。
(大人の服もあったのだけどこの日は時間切れで見られず、でした。)
アニエスは息子さんを実家に預けに行くためにいったん会場を離れたので、私は1人でぶつぶつ考えます。
これだけ安いのならここにある男の子向けベビー服を全部買い占めてもいいのかも・・・今は一体何を買えばいいのかすら分かっていないのだから。
でもやっぱり限度があるよねぇ・・・持ち帰れない量を買う訳にもいかないし、なんだか恥ずかしいし・・。
それでも相当数の服を選び、ベンチに座って総計金額を計算していたら40ユーロ少々でした。
「こんなものかな」
と思っていたら・・・あ、いつの間にかアニエスが戻ってきてた!!
私としては「生後まもなく」〜「6ヶ月」までのベビー服コーナーにはくまなく目を通したつもりだったけど、アニエスが付き合ってくれると言うのでもう一度売り場をチェックする事になりました。
そして・・・私は「安い」となると買いすぎてしまう癖があるのでかなり自重していたのに、アニエスに励まされて(?)どんどん品物を選び足し、結局80ユーロ弱分を購入!!
この金額で買えた洋服の数、下の写真を見れば分かる通り、半端じゃなく多いです。
量が多いので、会場まで車で来ていたアニエスが半分以上を持って帰ってくれる事になりました。
「明日会社に持っていくね。マイカー出勤だから気にしないで」と言って。
そのおかげで私はこの後の英語教室もサボらずに済んだのです。
本当にありがとう・・・。
この日の収穫は本当に素晴らしくて、こんなさわやかなセットとか、
プチ・バトーのコンビネゾン(?)とか、
生後まもない子には似つかわしくないぐらい、生意気そうなところがかわいいジャケットとか、
(ボタンのあたりにこんな模様が入っていて、一昔前の原宿テイストが入っているのがお気に入り・・)
それとは逆に素直な子が着そうなお洋服とか、
スヌーピーがちょっと懐かしくていい感じのパーカーと、メーカーが違うのに、色的にも月齢的にもぴったりなショートパンツとか(この2つは偶然なのかわざとなのか、並んでいました。)、
プーさんのパジャマとか、
私が買わないワケない、ババールのTシャツとか、
あとその他たくさん、
たくさんたくさん・・・、
買えました!
でもこの日の収穫の中でも私の特に気に入って、例のチャイルドシートにすぐに展示されたのはこのセット。
プーさんとイーヨーが肩を並べているのが素敵なオーバーオール&それにぴったりなTシャツです。
この小さな小さな洋服達は我が家に遊びに来た人達に何度か披露され、その度に私とディノによって無造作に折りたたまれたのでシワが増えてきてしまったけれど、買った時はほぼ全てにピシッとアイロンがかかっている状態でした。
値札には金額だけでなく対象月齢やアイテム名・色などがしっかり書き込まれ・・・こんなにも良心的な値段なのに、準備はさぞ大変だったのだろうなと、主催のアソシエーションの方々には頭の下がる思い。
すごくお買い得なのに来訪者が少ないのか、午後3時過ぎに着いてもまだまだ掘り出し物が残っていたのが不思議です。
アニエスが秋のバザーの日にちも教えてくれるというので、その時にはこのブログでも宣伝してみようかなぁ。
(パリ在住の方も読んでくれているみたいだし。)
あ、くどいようですが・・・この日男の子服を大量買いしたのは、私の頭を「女の子待ちモード」から「男の子待ちモード」に切り替えるのにおおいに役立ちました。
私、ふだんは全然(!)ファッションから入らない人なんですけどね・・。
アニエス本当にありがとう、と思った出来事でした。
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