赤ちゃんの性別判明まで(1/3) 〜夫婦間の考えの違い
3月に入り、2回目の超音波検査(エコグラフィー)の日が迫ってきました。
公立病院で出産する事に決めて以来毎月の検診もそこでしてもらう事になったのはいいけれど、1つだけ残念なのはそれまで通っていたクリニックとは違って、超音波検診を毎回してもらえない事です。
なので私はこの日をとても楽しみにしていました。
それに・・・運が良ければ赤ちゃんの性別も分かるらしいし。
ちなみにディノはといえば、「誕生の瞬間まで赤ちゃんの性別は知りたくない」という考えの人。
なので私に
「Minicarだけが赤ちゃんの性別をお医者さんに教えてもらえばいいんだよ。
ぼくは聞かないでおくね」
なんて言っていました。
そして、私に赤ちゃん誕生の瞬間まで秘密を守って生活する様にと頼んでくるのです。
つまり・・・ブルーかピンクの服を買ったら隠さなくてはいけないし、名前も2通り考えているフリをしなくてはならないのです。
めんどくさっ!
(日本名とフランス名の両方を考えるつもりだから、男の子パターンと女の子パターンの計4つも考えなきゃいけないのぉ?)
こんなにも面倒くさくて実行も難しい、訳の分からないこと言い出すなんてディノらしいけどね・・・なんて思っていたら、実はこういう夫婦って結構普通に居るみたい。
4年前にめちゃくちゃかわいい男の子を産んだアニエスも、だんなさんが事前に性別を知りたくない派だったので、頑張って秘密を隠し通したそうです。
でも双方の家族には報告していたので、誰かが口を滑らせないかとヒヤヒヤしたらしい。
私にも、できるのかなぁ。
不安は残るけど、私はどうしても1日も早く赤ちゃんの性別が知りたい!!
誕生の瞬間を待つのも神秘的でいいと思うけど・・・やっぱり我慢できない!!
だって私、女の子が欲しいんだもん。
男の子なら男の子で、生まれるまでに心の準備をしておきたいの。
・・・でも、ディノに秘密を隠し通せる自信があまりない。
どうしようどうしよう。
私が何日にも渡って何度も同じ事を言っていたからでしょうか?
ある日ディノが、急に譲歩してきました。
自分も次回の超音波検診の時に、赤ちゃんの性別を聞くというのです。
え・・・なんだか悪いなぁ。
でも嬉しい!
という訳で私達夫婦はこの次の検診で、赤ちゃんの性別を教えてもらう事にしたのでした。
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写真は2月末に撮影した雨上がりのパリ。