『べカシーヌの性別』
・・・という題名のメールがこの3月頭に、1つ下の妹から届いたので驚いた。
私の日本の親友は私達の子が男の子だろうと直感で判断して、『アルフォンソ』というあだ名をつけている。
ところが私のもう1人の妹は私達の希望を尊重してなのか、それとも義母の生まれ変わりともとれるタイミングで授かった子だからなのか、『さくらちゃん』と呼んだり、女の子の名前をたくさん考えてくれている。
なのでてっきりこの妹までが私達の子供にあだ名をつけたのかと思ったのだ。
それにしても、よりによって『べカシーヌ』を選ぶとはねぇ。
・・・と思ってメールを開いてみたら、本文には全然違う事が書かれていた。
YouTubeでシャンタル・ゴヤとべカシーヌの共演動画を見つけて、懐かしくなったらしい。
ふぅむ。
シャンタル・ゴヤが子供向けに行っていたらしきファンタジックなミュージカル、あったねぇ。
そしてさらにそういえば、その中での彼女の役名は『マリー・ローズ』だったねぇ。
幼い頃に「きれいだな」と思っていてつい最近も思い出したこの名前、シャンタル・ゴヤ経由で私の耳に入っていたのか。
妹のこのメールを読んで、私は笑ってしまいました。
だって、こんな事書いてあるんだもの。
今気づいたけど、ベカシーヌは女の子だったんだね。
http://www.youtube.com/watch?v=m7qH8X02dyY
これ見てたら昔を思い出した。
人生で一番悩みがなかった時期だよ。ま、悩む思考力がなかったんだが。
・・・!!!!!
いや、べカシーヌって、あの顔はさておき、やっぱり女の子に見えると思うんだけど!!
当時動くシャンタル・ゴヤやべカシーヌを見る機会は残念ながら無かったけど、レコードジャケットのべカシーヌはいつも緑のスカートを履いていたはずだから。
『キャンディ・キャンディ』に出てくるアンソニーのスカートみたく、民族衣装だとでも思っていたのかしら?
たしかに『思考力』のない時代だったんだね・・・まぁ、かわいいっちゃかわいいけど。
さてこの妹、実に面白い。
もう1人の妹同様かなりの数の女の子の名前を考えてくれたのだけど、この時代にあえて「正子」を薦めてくるあたり、ただ者じゃないと思う。
しかも、あるメールの最後はこんな一言で終わっていた。
久葉美、葉美・・・みんなの名前を合わせた。読み方どうしよう?
「どうしよう?」って・・・・こっちが聞きたいよぅ!!
「正子」という非常にクラシックな名前から、素直に「かわいい」と思える名前を経由して、最後には読み方が不明な名前まで幅広く提案してくれるYちゃん・・・実に発想豊かなのでした。
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写真はポンピドゥー・センターで撮りました。
ディノは「これが『アート』なんだね。ふぅん」と、冷めた反応を示していました。
ま、この作品こうして見ると可愛いけど、ね。
現代アートの全然分からない2人です。