会社のみんなに妊娠報告
4ヶ月検診が無事終わり、すっかり安心した私。
このタイミングで、以前に町なかのラボで行った血液検査の結果も教えてもらい、ダウン症の恐れが極めて少ない事が分かりました。
知識の乏しい私達からすると、数ある病気の中でも何故ダウン症だけがこうもクローズアップされるのかナゾなのだけど、ディノと2人でとにかくほっ。
糖尿病疑惑も晴れたし・・・予定通り会社の人達に妊娠報告をする事に。
というのも、それまでは上司達のごく一部と同じフロアで働く女性達にしか妊娠した事を話していないつもりだったけど、いつまでも内緒にしておけるものでも隠すべき事でもないし、頃合いを見計らって同じ建物に居る残りの20人弱のほぼ全員にできるだけ同タイミングで話してしまおうと、もうずっと前から考えていたのです。
一応総務にいるんだし、その方がポジション的にもいいと思うのよね。
私って策士♪
・・・な〜んて去年末からのん気に構えていたら1月も終わりに近づいたある日、私の部屋に来たアニエスが「おめでとう!あなたのニュース、聞いたわ」と言って、ビズをしてくれました。
あ・・・あれっ??もう知ってるの??
彼女、確かに情報早そうだけど・・・。
もう噂が回っているのかという驚きもあったけど、入社当時から優しかったアニエスには自分から報告したいと思っていたので、ちょっとがっかり。
やっぱり4ヶ月検診が無事終ったらさっさと言ってしまおうと決めて、どの日から話し始めたら1番タイミングがいいのか考えてみました。
そして、2月5日から公表する事にしたのです。
という訳でその日のお昼ご飯時にはお客様サービス部の女性達に、翌6日には金曜の和食ランチに参加しているメンバーに報告。
その場に居ない人達は会社の廊下などですれ違う時に捕まえたり、自分から直接報告できていなかったディレクター達には自分から挨拶に行っちゃいました。
あ、もちろん女性優先で・・・男性まで追いかけていると時間が足りなくなるし、今回の件はとにかく女性への報告を重視した方がいい気がしたからです。
反応は、さまざま。
「おめでとう!」と言って飛びつく様にビズをしてくれる人、自分の人生設計を打ち明けてくれる若い子、「性別は分かったの?」と聞いてから自分の体験談を話してくれる先輩(またはベテラン)ママ、その他に病院選びや保育園への登録が終っているのか心配してくれる人などなど。
でも・・・私の中で1番ヒットだったのはミカエルの反応かな。
仕事が出来(るっぽい)、顔もスタイルもいい彼。
(髪の毛はさみしいけど、その位の愛嬌があった方がいいかも??)
何かの話のついでに妊娠している事を告げると、
「おめでとう!!予定日はいつ?」
私が
「7月15日です」
と応えると・・・ちょっと考えた後
「そう、じゃあ今は妊娠2ヶ月なんだ!」
と言うのです。
・・・いやいやいや・・・今もう、2月なんですけど!!
7月まで、あとたった5ヶ月よ??
彼忙しそうだから、頭の中のカレンダーが12月で止まっちゃったのかな?
訂正しようかと思ったけど、入社してからすぐに妊娠してしまった事に少々の引け目を感じている私は
「・・そうです、そうです」
とだけ、言ったのでした。
こういうふとした、狙ってないリトルボケ、実は私、男女問わず大好きなんです。
だからディノ、ちょっとだったら永遠にボケててもいいよ(はぁと)。
いつもいつもじゃ困るけどね。
あ・・話がズレちゃった。
翌週の10日には送ればせながら社内の新年報告会(?)が行われ、ジェネラルマネージャーからの去年の業績解説に続いてビュッフェスタイルの軽食を食べたので、その時にはやっぱり周りの人達と赤ちゃんの話になりました。
やっぱりつくづくいいタイミングだったな〜と自己満足している私は、平和な世界に住む幸せ人間です♪
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写真はヘルツォーク映画を観にいった時に寄った「プチ・マルセル」というお店です。