べビーウェアを買いに
新年が開けて、私が最初に赴いた場所、それはオペラ座近くのプランタンでした。
今年の場合パリでは1月7日に一斉に冬のセールが始まる事になっていたのだけど、私たちはプランタンのSupremeというカードを使って「セール前のお取り置き(http://plaza.rakuten.co.jp/minicarparis/diary/200801070000/参照)」をしてもらうため、1月2日早々にプランタンに向かいました。
ディノは私に輪をかけて身支度が遅いので、今回も(同じ家から出発するというのに)現地集合です(笑)。
プランタンで
「妊婦服を探したいのですが」
と言うと
「ありません」
という応えが・・・なんだ残念。
初めての赤ちゃんグッズチェックはどうしてもディノと2人でしたいので、いつもの婦人服売り場へ行ってみます。
・・・な〜んだ、Mangoはプランタンから撤退してしまったのね。
私には関係ないけど(体型が全然合わないから)、ZARAも無くなってしまったみたい。
デパートらしく、高級志向で行くのかしら?
・・・なんて思いつつもせっかく来たのでお腹のあたりがゆるいワンピースなどを見ていると、ディノから電話。
ようやく合流して私の選んだ服の取り置き作業をしてもらってから、ベビーウェアのある、メゾン館の上の最上階へ。
(上の写真の看板(?)はエスカレーターで撮影。本物はもっとかわいいです。)
着いてみると、売り場はガラガラでした。
さっそく2人で赤ちゃんの服を見ようと思ったけど・・・・正直なにをどう選べばいいのか分からない・・。
私たちの赤ちゃんは7月に生まれてくる予定なんだけど、その時ってどんな素材の服を着せればいいんだろう??
(最近のフランスの夏の気候は予測不能なので、考えれば考えるほど迷ってしまいます。)
というかまず、一体どんなアイテムを何枚ずつ揃えればいいの???
私が今日ディノをここに連れてきた目的は、3つありました。
1.
せっかくの機会なので、もしいい物がセールに出る様なら取り置きしてもらう。
2.
ディノに、父親になる心の準備をしてもらう。
3.
「赤ちゃんのアイテム選び」の初回だけは、どうしてもディノと行いたかった。
(これはもはや儀式。)
だけど、目標1は挫折です。
「何をどのぐらい買うべきか」が分かっていないのでどのアイテムを買っていいのか分からないし、赤ちゃんの性別も分からない以上、私の好きなピンクもブルーも選びにくくて購入意欲が失せてしまったから。
それに最もベーシックなアイテムはセール対象外だと知って、今日焦って買う必要はないなと悟ったのです。
目標2は、一応成功でしょう。
2人とも全然実感のわいていない「生後間もない赤ん坊の大きさ」を一瞬でも感覚的にとらえる事ができたし、やっぱりディノはあれも見たりこれも見たり、幸せそうでした。
(お店の人いわく少しでもブルーがあれば男の子用、ピンクが入れば女の子用らしいのに、ディノは最後までその辺を把握しきれずにいましたが・・・。)
そういえば・・・赤ちゃんの大きさと言えば、店員さんから
「『一ヶ月』と書かれている服は、生後一ヶ月用ではなくて、新生児用の服です」
と言われた気がします。
(実は、すでに記憶が曖昧・・。)
「ゼロヶ月(だったかな?)」と書かれている服は、未熟児とか体の小さい赤ちゃん用の服なんだとか???
私が
「赤ちゃんのサイズなんて、生まれてくるまで分からないのではないですか?」
と聞くと、
「最後の方の検診でお医者さんに聞けばいいと思いますよ」
とのこと。
・・・赤ちゃんの洋服選びを臨月まで引き伸ばす訳にも行かないし、少々の無駄は覚悟で買わないとダメって事かな??
実はこの日、可愛くてしかもセール対象になっている服が1つだけあったのだけど、性別が分からない以上買えないデザインだったので今日は却下。
それでもせっかく来たのだから何かを購入したい気がして、この日はこれを買いました。
白いから男女兼用で、いかにも使えそうなシンプルなデザインの服。
これはセール対象外だったのでその場でお会計をして、持ち帰りました。
実はまだパッケージから出していないのだけど、小さな襟を見るだけでも顔のほころんでしまう、すでに親バカな私達なのでした・・。
ちなみにこの日はこの後、ディノのセーターを見立ててからまたもや韓国料理レストランへ寄りました。
なんだかすっかり韓国ブーム・・。