主人へのクリスマスプレゼント・続き


1つ前の日記の続きです。

(この写真は、義母のベッドの上に年中ぶらさがっているオーナメント。)




去年のクリスマス、ディノは私が提案した予算内で5冊の古本を買いました。

本人としてはそれがかなり嬉しかったみたいなのだけど、それだけだとつまらないと思った私は「(中身が)サプライズの」プレゼントも用意しました。

プランタン・オムではピンクと紫の中間色のネクタイを、ラファイエットでは水色のショール(?)を買ったのです。




私が今回ピンクとブルーの商品を買ったのには理由がありました。

普通のフランス人だったら素敵な人生のことを「la vie en rose(バラ色の人生)」と言うのに、彼はなぜか「en rose et bleu(ピンク色と水色)」と表現するのです。

私達日本人からすると「ブルー」は、悲しみとか憂鬱さをイメージさせる色なのに・・。(一般フランス人がブルーをどう捉えているのかは知らないけど。)




今回は2人家族として迎える最後のクリスマス!!

来年の半ばにはべべが生まれ、今までの生活が一変するわけです。

その新生活が「バラ色」・・・じゃない、ディノ流に言わせると「ピンク色と水色」になる様にと願いを込めて選んだプレゼント、喜んでもらえました(^^)




それからもう1つ、オマケとしてこれもプレゼントしました。


シャワー時に体を洗うのに使う、ミトンです。

ディノには可愛すぎるとも言えるのだけど・・・義母の影響かこういうものが結構好きなディノは、これまた喜んでいました。

そしてイラストを描くのが好きな、ディノの弟アランも(やっぱり義母の影響なのか)このミトンに興味を示してきました。

左から動物の名前を言っていきます。

アラン「まずヒヨコでしょ、次は・・・ネコかな?」

「いや、クマでしょ」

アラン「あ、そっか。次はブタで、その次は○○で(ここで彼が何を言ったかは、忘れてしまいました)・・」

「えっ?カエルじゃないの??」

アラン「そうかなぁ?・・・で、最後のこれは・・・


ヒツジっと!」

「違うよ。サルでしょ」

アラン「ううん、ヒツジだと思うよ」

「・・・(そう言われるとそんな気もしてきたかも??ううん、やっぱり気のせいよ!!)私はサルだと思う」



1番右のコがヒツジなのかサルなのかはなかなか決着がつかなかったのだけど、私がこのミトンはメイドインチャイナだと言ったら、急に
「じゃあサルかもね」
と、納得したアラン。

なぜそこで急にすんなり譲歩したのかいまひとつ分からなかったので聞いたら
「中国の十二支には猿が入っているんでしょ?」
と言っていました。

逆に言うとフランス的感覚では、こういうところにサルを出してこないのでしょうか?

アランにはディノがセレクトした本をプレゼントしたのだけど、これと同じものもあげても良かったかな、と思ってしまったひと時でした。


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ちなみに私はアランからクリスマスプレゼントとして室内履き(これは私の希望)と、フランス語で書かれた「神道」に関する本をもらいました・・・。
この本、ディノにプレゼントすべきだと思うんですけど・・・ディノは「Minicarは神道の事を全然知らないから、見聞を広めるいい機会だね♪」と言ってました・・。
あなた達の方が、こういう事によっぽど関心持ってるよね!!