ヴァンドーム広場のイルミネーション

1つ前の日記(http://d.hatena.ne.jp/Minicar/20090207/1234009223)にも書いた、「アレクサンドル・ドゥ・パリ」の本店(?)に行った12月の寒い日のこと。

(今回は思いっきり時期外れの更新です。)

お店を出るともう夕食の時間でした。

こういう時、家に帰って食事の支度をするよりも、外食したくなってしまうのが人情というもの。

オペラ座近くの日本人街(??)まで歩いてそこでごはんを食べようという事になり、「アレクサンドル・ドゥ・パリ」近くのヴァンドーム広場を横切りました。

(上の写真はサン・トノレ通りからヴァンドーム広場方向へ曲がる瞬間に撮りました。

赤い二階建てバスは観光バスです。)





(知らない人を写しちゃいました・・。)

ヴァンドーム広場では毎年クリスマス前にイルミネーションがある、と読んだ事があったのだけど、ここには世界の超一流宝飾店しかないっぽいのでふだん来る機会がなくていつも見逃していました。

(今「ほうしょくてん」を変換しても、私のPCが最初に提案しきたのは「飽食店」だったしさ・・私らしい??)

だから、今回はふらっと寄れてラッキー♪





写真だと目立たないけど、各建物の1〜2階あたりにブルーのイルミネーションが付いているんです。

これ、肉眼で見るとすごく綺麗!

派手すぎないのも元々美しいヴァンドーム広場に似合っているし、上品です。




どのお店ももう閉まっている時間だったので広場はかなり空いていたけれど、各お店のショーウィンドー前には冷やかし程度に覗く人達が数人ずつ集まっていました。

私達も野次馬程度の気持ちで参加。

すると・・・私の目の前に居た10歳ぐらいの男の子がお母さんに
「このアクセサリー、高くないよ?」
と言っています。

私は一瞬「え?」と思ったけど・・実は彼、宝石に付いているタグに書かれている「カラット数」を、代金だと思っちゃっていたのです。

その子のお母さんも、私もディノも、その可愛さに微笑み笑い。

お母さんは
「そうだったらいいんだけどねぇ」
とだけ(!)言ってしまいした(笑)。

そして、その可愛さのあまり周囲の大人は誰一人として彼の勘違いを指摘してあげなかったので、彼は隣のショーウィンドー前へ移動した時も、また同じ事を言っていました(笑)。

それを聞いた私達がまたもや笑ってしまったのは、言うまでもありません。




上の写真にも少し写っているツリー、もちろん近づいてみました。

すごく綺麗なんだけど派手すぎず、これもやっぱり広場がもともと持つ雰囲気を崩さないようになっています。

ヴァンドーム広場を(ほぼ)偶然通りかかれてとってもラッキーだった夕べでした。


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私が今までに見たパリのイルミネーションで1番素晴らしかったのは、なんといっても2007年暮れのシャンゼリゼ大通り!!!

淡いブルーのライトが冬の、葉を失った樹木の上でキラキラピカピカ輝いていて(派手なんだけどケバくない)、光の一部は上から下へと流れていました。

あの頃は映画を観に、食事をしに、何度もシャンゼリゼに行っていたけれど、その度に毎度毎度感激したのを覚えています。

(去年暮れも同色でそっくりなイルミネーションだったけど、光の「上から下へ」の移動が少なかったので、2007年の方が圧倒的に良かった・・。)

2007年のシャンゼリゼの様子は旧ブログのこの日記(http://plaza.rakuten.co.jp/minicarparis/diary/200712030000/)に少しだけアップしているので、(写真はイマイチ迫力の伝わらないものばかりだけど)良かったら見てみてください。