夏の終わり


パリはもう3週間ほど前からめっきり涼しくなって、そのまま暑さが戻ってこない。


テレビによるとそうでもないらしいけど、実感としては、これからもうずっと秋が続いていくのかなという感じ。


そして、ずっとしぶとく続いていた私のバカンス気分も今週の月曜をもって終了しました。


そう、産休が明けたからね。



2001年にフランスに来て以来過ごした夏は、どれもすごく思い出深い。


忙し過ぎた夏もあれば(都市をまたいだ引越しとか、論文準備とか、結婚式の準備とか)、ヒマ過ぎた夏もあって(基本的には何もかもがシーズンオフなので)、とにかく極端なのだ。


でも、家族が増えた今年の夏はやっぱり格別。


2人暮らしに慣れていたので、冷静に考えるともう1人の人間が私達の生活に介入してきたのは不思議な気もする。


だけど、私達にとっては世界中の誰よりも迷惑この上なくて、でも世界一愛しいこの小さな人物はごく自然に私達の家族になった。
(あ、なんか下手な訳文みたいになっちゃった。)



6月頭に産休が始まってからは準備の遅れていた出産準備に精を出し、7月に赤ん坊が生まれてからの一ヶ月半は毎日を乗り切るのに精一杯。


その後は少しずつ楽になってきたけれどそれでも体にはほとんどいつも疲れが溜まっていたし、ちょくちょく問題に直面しては「うわ〜、どうしよう」と何度も慌て、精神的に疲れる事も多かった、本当に熱い夏。


その一方で子育て以外はほとんど何もせず、家に代わる代わる来てくれる友人たちや日本から来た母と日々を過ごし、私にしてはいつになく社交的で、いつもとは違う楽しさのあった夏。


そしてフランスならではの「新生児でも退院翌日から散歩に連れ出した方が良い」という教えに従って、私達にしては珍しく公園に何度も足を運んだ、やっぱりいつもと違う夏。
(この日記の最初の3枚の写真はブローニュの森で撮影。)


ポトは毎日少しずつこの世界を発見し続けているけれど、実はポトと居ることで、私達も自分達の世界を見直す機会をもらっているよね。










出産してからまだ体型が戻りきっていないし、妊娠中は洋服をほとんど購入していなかったので、先日は安い洋服を大量にまとめ買い。


取れかけていたパーマをかけ直して、息子の長いまつ毛に触発されてマスカラも買い直して、搾乳機を使う練習もして(勤務時間が半日強という事もあり復職後も完全母乳育児ができそうです)、職場に復帰。


これから配置換えがあるのがすっご〜く憂鬱というか気がかりだけど、それを除けばいい感じに仕事に戻れました。










ちなみに、夏の間に何度も訪れたブローニュの森へは、毎回車で行きました。



いつも、信じられないぐらい寝ないポト。


(今日なんて7時半起床・21時半就寝。その間はトータルしても1時間強しか寝ていません。まだ3ヶ月目なのに・・・。)


でも、車内&お散歩中はお昼寝する事が多いし、そうでなくても機嫌のいい事が多いです。


もちろん、たまに泣きますけどね・・。



ちなみに、私達には毎回乳母車を持っていくのが面倒に思われたため、毎回だっこヒモで散歩していました。


これについては次回書きますね♪


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