ねんねに欠かせないgigoteuse


例の本を読み始めて知ったものの1つが、写真のgigoteuse(ジゴトゥーズ)。

一見ワンピースの様に見えるけど、これは赤ちゃん用の寝袋みたいなもの。

私達が今回買ったのはもちろん新生児用のものなのだけどかなり大きくて、今計ってみたら全長68センチ。

新生児の身長は50センチ少々でしかも頭の部分が大きいらしいので、体はジゴトゥーズの半分ぐらいまでしか入らないと思われます・・。








なんだか不思議なアイテムだけど、これはフランスで赤ちゃんを育てるには必須なのです。

というのもフランスでは窒息死を予防するために、3歳まで(どこかでは18ヶ月と聞いた様な?)枕や掛け布団を使ってはいけない事になっているから!!

しかも誰もかれもが「赤ちゃんを寝かしつける時は絶対に背中を下にしなくてはいけません」と、口を揃えて言っています。

病院の助産婦さんによるとフランスでうつぶせ寝が禁止されてから、突然死の率がぐっと下がったとか。








こんな事情なので、このジゴトゥーズは病院からもらった「入院時に持ってくるものリスト」にももちろん記載されています。

ただし・・・「turbulette(テュルブレット)」という別名で・・・おかげで最初はなんの事なのか分かりませんでした。

(実は、同じ赤ちゃんアイテムが2つや3つの別名を持っているケースが結構多いんです・・。)








私達の買ったジゴトゥーズはDu Pareil au Meme Bebe(デュ・パレイユ・オ・メム べべ)のもの。

(この間一度だけ行ってみたら評判通り可愛くて、でも値段はプチ・バトーなどよりお手ごろみたいで、確かに今後通いたくなるお店でした♪)

胴体部分(といえばいいのかな?)の細かい縞が夏らしくて爽やかでいいなと思って選んだのだけど・・・一度洗ってからアイロンをかけてみたら、シワが目立つデザインだと判明・・。

しかも、その模様がかなり細かいので気合いを入れてアイロンをかけていたら目がチカチカしてきました。

ま、赤ちゃんの視界には入らないはずだから大丈夫だよね。

赤ちゃんがこれをまとってくれるのが楽しみなのだけど、最近暑いのでどうなる事やら。

フランスにおける、新生児と気温の関係に対する考え方は日本と全然違うから、病院ではこの子が7月に生まれてくるにも関わらず使いそうだけど・・・私とディノは超暑がりなので、家ではしばらくあまり使わない予感がしています。

追記:

この後ディノが「夏用」のジゴトゥーズを買ってきました。

7月現在はこちらを愛用しています。

やっぱりお腹を冷やさない方がいいものね。


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