フランスならではの腹痛?「新生児のコリック」


《写真は生まれてから43時間後の、泣き叫ぶポト。でもディノは、面白半分に自分の読んでいる本をベッドに並べてしまいました。》


仏和辞典を見ても「これだ!」という訳が無いので、日本に存在するのかどうか分からないのですが・・・フランスには、「コリック(colique)」という新生児特有の腹痛があります。


コリックについて私なりに見聞きして感じたことを、この間ママ友のAさんあてのメールに書いたので、ここにコピーしてみますね。










ー抜粋ー


Mちゃんは夜泣きをするという事ですが、もしかしたら「コリック」もその原因の1つなのではないでしょうか?

以前のポトはまるで火が付いたかの様に泣く事があり、専門家に相談するといつも「コリックでしょう」と言われました。

コリックは日本語でなんというのか分かりませんが(もしや日本には存在しないのかも?)、新生児特有の腹痛で、フランスではコリックに苦しむ子とそうでない子がいるそうです。

そしてポトの様にコリック体質(?)の子は、それが生後3ヶ月まで続くとか・・・。









コリック対策の薬は出せないとの事で非常に困ったのですが、入院中に、対策として以下の事を教わりました。

1.親の小指を口にふくませて吸わせる。
その時は指の腹を上にし、ツメが赤ん坊の舌の上に乗る様にする。
(小児科医の先生の話だと、口で何かを吸うと痛みが緩和されるホルモンが出るそうです。)

2.縦ダッコをして、赤ちゃんのお腹と親のお腹か胸元とがくっつく様にする。
(赤ちゃんのお腹を暖めるため???)

なんだかえらく原始的な方法でイマイチ意味不明なところもありまがが、私は、今までこの2つのワザに何度救われたか分かりません。










最初は、一体なんでおしゃぶりではなくて親の小指を吸わせるのか、これまたナゾでした。

私達は衛生面を考え、また、口の形が悪くなる事を恐れおしゃぶりを使う様にしましたが、最初に使っていたおしゃぶりの性能が悪かったのとポトが小さすぎたのが災いして、最初の頃はおしゃぶりが口からぽろっと落ちてしまう事が多くてうまくいきませんでした。

病院で「小指を入れなさい」と教わったのは、こういった事態を予測しての事なのかもしれませんね。


ー抜粋終わりー










赤ちゃんにギャン泣き(って言うの??)されると、親は非常に辛いし体力的にも大変です。


「うちの子はどうして泣いているんだろう?」
と困ったら、ぜひ試してみてくださいね。


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